歴史・変遷
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- 昭和21年5月1日
- 「東京表具組合」として発足
- 昭和27年4月1日
- 「東京表具経師文化協会」に名称変更
壁装技能1級・2級検定
- 昭和53年9月1日
- 「東京表具経師内装文化協会」に名称変更
- 平成元年
- 「江戸表具」が東京都伝統工芸品に認定
- 平成29年2月7日
- 「一般社団法人東京表具経師内装文化協会」登記
- 令和4年11月16日
- 「江戸表具」が経済産業省伝統的工芸品に指定
当協会は、表具・経師・内装インテリアという3つの大きな業種部門から成り立って居り、それぞれに卓越した技能を保持または伝承する会員で構成されています。
長い伝統を持ち、日本人の生活の中に生き続けてきた「表具」「経師」も現代社会の多様化する住環境に応じた新しい方向性を模索し、変化しています。
これまで培い養われてきた日本の伝統技術・技能を正しく保存・継承しつつ、社会やユーザーのニーズに合わせて創意工夫を重ね、新しい技術の展開を図ること、それが技能集団である我々協会に課せられた課題です。
会員の専門技術、知識の向上ならびに社会的経済的地位の向上を図ると共に、日本固有の伝統技術の保存と継承を積極的に行い、この分野の技能に対する社会的評価を高め、表具経師内装業界(掛軸・巻子・襖・額・屏風・衝立・壁張り付等の内装などを手掛ける業界)の健全な発展と文化・公益に寄与することを目的として活動しています。
実演実績
木摺下地に
鳥の子を張る
工程1
「木摺下地」の上に骨縛り
工程2
透止め張り
工程3
二遍簑張り
工程4
簑押え張り
工程5
二遍袋張り
工程6
清ベタ張り
工程7
上張り
2023年(令和5年)8月28日 一般社団法人東京表具経師内装文化協会総会に於いて可決・承認
当協会は、表具・経師・内装インテリアという3つの大きな業種部門から成り立っています。それぞれに卓越した技能を保持または伝承する会員で構成されています。
協会運営にあたり古来から伝承されてきた日本固有の伝統技術・技法の維持・継承と日進月歩で進化する内装インテリア部門の施工技術、素材について、また多様化する社会やユーザーニーズに対応するため、この3部門各々が抱えている問題点および課題を共有しています。部門や年代差の枠を超越し、協会全体の課題としてこれらを認識し、前向きで忌憚のない意見交換と提起・提案の「場」として機能することを目指しています。